急遽ケーキグランプリ予選の前に行われる事となったテストは、1回戦の課題となるパウンドケーキに使われる材料選びだった。スイーツ王子たちの特訓の甲斐あって、なんとかクリアするいちごだったが、そこで市松という3年生と険悪ムードに。一触即発の事態は免れ抽選が始まると、いちごたちの1回戦の対戦相手はなんと市松率いる3年生チームに決まる。そして、彼らが高等部の生徒にしか許されていないサロン・ド・マリーへの出品を許される程の実力を持つと聞かされたいちごたちは、さっそく彼らのケーキを買ってきて試食。そのレベルの高さに驚くも、まずは対決テーマとなった『家族と楽しむケーキ』に合うケーキのアイデアを考え始める。1回戦は1人が1個のパウンドケーキを作り、4種類を1皿として審査される為、個々にイメージを固めていく。そんな中で、花房は一人考え込んだまま。翌日、一同がそれぞれの試作品を作ると、花房が作ったのはバラのパウンドケーキだった。しかし、そのケーキは大失敗。バラに拘る花房にいちごたちはその理由を聞こうとするが、花房は「頭を冷やしてくる」とその場から去ってしまう。