視覚の共有により、一登の生存を確信した千里。しかし、一登が行動を共にしているのは火の男で……。彼らは「ネズミ」と「三ツ目」という通り名がつく、裏社会では有名な殺し屋だった。千里は殺しを止めるため、一登をおびき出そうとするも……。そこに現れたのは、刑事・若園だった。あしらう千里に、若園は、一枚の紙を渡して去っていく……。