医学博士・水原由紀子(内田有紀)の別荘から逃げ出した七瀬凛(永尾柚乃)は、シンガポールの投資会社“Zキャピタルズ”の日本支部長・ケビン福住(鈴木浩介)につかまってしまい、再び別荘へ。Zキャピタルズは天才少女・凛を生み出した“次世代知能開発プロジェクト”に多額の出資をしており、福住は計画の統括責任者のような役割を担っているらしい。凛は、新庄政宗(斎藤工)が死ぬようなことがあったら自分も死ぬ、彼をここへ連れてきて、と福住に要求する。 そのころ、新庄は刑事・須之内司(江口洋介)に逮捕され連行される寸前だったが、福住から指令を受けた部下・鮫洲豪紀(栄信)が須之内を襲い、また水原の別荘に連れ戻され、凛と再会をはたす。 凛の父・守(半田周平)が開発した“天才を作りだす薬”の組成表を探している福住は、七瀬家を捜索すべく、凛の大叔父・七瀬富雄(長谷川初範)に“ある取引”を持ちかける。その結果、新庄と凛は思いもよらぬ状況に追い込まれ…!? もし組成表が見つかったら自分の存在意義は消失し、新庄もろとも殺されるかもしれない…。そうにらんだ凛は外部に助けを求めようと考える。新庄と凛は見張りの目を盗みながら、別荘のどこかにある非常用の電話回線を探すが、その矢先、凛は事件当日の記憶を取り戻して…!? はたして凛の両親を殺した犯人は誰なのか…!?