庭野(工藤阿須加)は住み替えを希望する60代の城ヶ崎夫婦を担当する。息子が独立し、一軒家では階段が辛くなってきたので、今の家を売って小さめのマンションに住みたいという夫妻。しかし、査定のため城ヶ崎家を見て回ると、誰もいないはずの2階から不審な物音がしたり、開かずの間があったりと不審な点が…。 一方万智(北川景子)は、家を売らずサボってばかりの美加(イモトアヤコ)をスパルタ指導。時代錯誤なやり方に課長の屋代(仲村トオル)と対立する。 さらに、なかなか家を売れない庭野についてきた万智は、城ヶ崎家の中の様子を見るや、夫妻に「本当に2人暮らしなのか」と迫る。そして、突然「火事だ~!」と叫び暴れまわる。皆が仰天する中、階段を駆け降りてくる音と共に現れたのは、なんと20年ひきこもったままの中年の息子、良樹(ビビる大木)!夫妻は良樹の将来を案じて、お金を残すために質素な家に住み替えをしようとしていたのだった。そんな夫妻に万智が提案したのはなんと「息子が世間に出なくて済む『ひきこもりの城』」。果たして天才的不動産屋・三軒家万智が勧める家とは…!?