とある廃ビルの前を歩いている一人の女。南条不二子(伊藤歩)はそのビルを見上げ、不穏な表情を浮かべる。13年前、捨てた街に戻ってきた不二子。その目はうつろに何かを探しているように見えて――― ロン(大西流星)はある不動産会社に潜入していた。欽太(原嘉孝)からの情報で、その会社をターゲットにした不動産詐欺が計画されているというのだ。詐欺グループの通称名は「マザーズ・ランド」。女性だけの犯罪グループで、首謀者の似顔絵は母・不二子にそっくりだった。人の好い先輩社員・山内(ひょうろく)に仕事を教えてもらいながら、ロンは母の出現を待ちわびていた。 その頃、不二子は詐欺グループの仲間たちから、「横浜」は避けるべきだと進言される。横浜を舞台にした何度かの詐欺行為によって、警察にマークされている可能性があるのがその理由だった。だが、不二子はそこじゃなければ意味がない、と告げる。 13年前、風呂場で亡くなったロンの父。酒が飲めないはずの父・孝四郎(河相我聞)の部屋に残された2つのビールグラス。テーブルの上の古びたパソコン。そして、父から教わった「親仁善隣」の言葉―― 果たして、父の死の真相は!? 高卒無職のロン、捜査一課刑事の欽太、ひきこもりから脱却したヒナ(平祐奈)、苦い失恋を経験し成長したマツ(高橋侃)、そして妹の死を乗り越えた凪(紺野彩夏)。 隣人(ネイバーズ)たちによる群像ミステリー、いよいよ最終回!