八重(綾瀬はるか)が心配するなか、襄(オダギリジョー)は同志社英学校を大学にする資金集めのため、欧米へ旅に出た。留守を任された八重だったが、女学校の運営方針をめぐって米国人宣教師たちと口論になり、険悪な状態になる。すると、そこへスイスの襄から遺書が郵送されてくる。襄が命を削りながら大学をつくろうとしていることを知った八重は、改めて襄を支えていく決意をする。 一方、覚馬(西島秀俊)のもとには、斗南から青木栄二郎(永瀬匡)という書生が訪ねてきていた。彼は山本家に住み込み始めるが、次第に覚馬の妻・時栄(谷村美月)に好意を寄せるようになる。