ゼノの音が出せない博人は、絶望の叫び声をあげる。それを耳にした実花は衝撃を受け、博人はゼノではないのかと問い詰める。 健がピアノバーを辞めることを知った直は、うちのレコード会社で働いてみないか、と声をかける。浩志の夢、ゼノは絶対に潰せない─と一途に思いつめる直のために、健はある行動に出る。