波美(倉科カナ)のアパートで新婚生活を始めた波美と勝乃新(大東俊介)。次々と運び込まれる勝乃新の荷物に戸惑いながらも、波美は幸せを感じる。しかし編集部にはかつてない危機が訪れていた。「発心」の最大のスポンサー・花桃堂が、チャレンジャー10の見出しを削って広告スペースにするよう要求。受けなければ「発心」は続かないという勅使河原(益岡徹)に、「それでは『発心』が『発心』でなくなる!」と思わず大声をあげる吉野(室井滋)。
編集部に動揺が走る中、さらに、ライバル社の社長・城島(瀬川亮)が乗り込んできて、ゾメキ出版の吸収合併を持ちかける。敢然と拒否する吉野は、「発心」が「発心」であり続けることへの覚悟を決め、波美や勅使河原、啓(坂井真紀)、友近(正名僕蔵)ら編集部一同も一丸となることを誓う。
そんな中、元カリスマ編集長・近藤(星野知子)が新たに創刊するファッション誌の編集部に波美を誘う。そして、ゾメキ編集部に再び城島たちが現れて合併をと最後通ちょうをつきつけてくる。そのとき、波美は、吉野の制止を振り切り城島に語りかけていた。それは吉野に教えられてきた、まさに雑誌を作る心について…。そして近藤の誘いに対し、波美が出した答えとは…。