寄木は自殺に見せかけた竜ヶ崎の事件の裏に、怨み屋の存在が隠されているとみて、関係者に接触するが、なかなか証拠が掴めない。 そんな中、愛犬の散歩をしていた老夫婦の吉村順蔵と珠子は、猛スピードで走ってきた車を避けられず、珠子がはねられてしまう。車を運転していた権藤はそのまま走り去る。 権藤は警視庁幹部のエリート官僚で、それを盾に事件をもみ消そうとしていた。順蔵は怨み屋に、権藤を社会的に抹殺してほしいと依頼。怨み屋は、事故現場を目撃していた十二月田の働きで、珠子を轢いた車を手に入れる。