組合長の三宅(有薗芳記)に目をつけられた常子(高畑充希)は金属供出を理由に、家の中を物色される。壁に掛けられた家訓を見つけ、不謹慎だと畳に投げる。怒りを隠せない常子の言葉を遮り、鞠子(相楽樹)が理路整然と反論する。君子(木村多江)の提案で、誕生日のお祝いに夜通しで小豆を煮込み、おはぎを作り始める。しかし、深夜突然の空襲警報が鳴る。慌てて避難する常子たちはしちりんに僅かな火を残したままにしてしまい…