夫が満州に行くと伝える綾の手紙。常子(高畑充希)の不安が募る中、暗い雰囲気を払拭しようと、隈井(片岡鶴太郎)は近所の子どもを集めて木っ端で玩具を作る。笑わせるのが好きという隈井に触発され、常子は雑誌で「笑い」を提供する特集が作れないかと提案する。そんな折、常子は内務省で働くある男から挿入画をもらってくるよう頼まれる。その男の名は、花山伊佐次(唐沢寿明)。緊張の面持ちで向かう常子だが…。