昭和15年10月。戦争が長期化する中で、常子(高畑充希)たちの会社は次第に閑散としていく。青柳商店も森田屋も例外ではなく、宗吉(ピエール瀧)は給金をしばらく待って欲しいと、君子(木村多江)たちに頭を下げる。仕入れがままならず、注文も売上も減少の一途だという。そんな折、常子は多田(我妻三輪子)に相談にのってほしいと言われ、ビアホールに行く。そこで突然、時世を憂う男たちに不謹慎だと絡まれてしまい…。