タイピストとなって二年半、常子(高畑充希)は確かな戦力として認められるようになっていた。鞠子(相楽樹)は大学の文学研究会で充実した日々を過ごし、美子(杉咲花)も得意の裁縫の腕前を発揮し青柳で重宝される存在となっていた。そんな中、毎週甘味どころで互いのことを報告してきた帝大生の星野(坂口健太郎)は、常子にあるおもいを伝えられずにいた。その帰り、二人は突然男に呼び止められ不謹慎ととがめられてしまうが…