川に飛び込み、溺れる美子(根岸姫奈)を間一髪で助けた常子(高畑充希)。居場所がなかったと告白する美子に、常子たちは謝る。ふとしたことから百人一首をすることになり、常子はかつて父・竹蔵(西島秀俊)と遊んだ記憶を思い出していると、隈井(片岡鶴太郎)が、君子(木村多江)の名は別の札から取ったのだと告げる。それは、滝子(大地真央)が自分の命を賭してでも我が子を産みたいという深い愛情が込められた句だった…。