信長は妹・市が嫁いだ浅井長政の佐和山城に出かけ、長政とすぐ意気投合しますが、長政の家臣に不穏な動きが見られました。そのことを利家の弟・良之が利家に目配せして知らせ、信長はその夜のうちに佐和山城を去ります。信長の暗殺を進言された長政は、卑怯(ひきょう)な行為だと家臣をいさめます。良之から信長の本心を聞かされた長政は胸を打たれ、家臣の陰謀を信長に伝えるように言います。