「私はキミの姉…桜庭唯を殺した」――シムネスに侵された火神ひがみ(古田新太)は、澪みお(川栄李奈)の姉・唯ゆい(成海璃子)を殺したことを認めた直後、息を引き取った…。 数日後、星嶺医大はかつてない混乱に包まれていた。親の許可を得ないまま小夜子さよこ(永瀬ゆずな)の手術をした日本屈指の天才外科医・大河たいが(高杉真宙)の違法な医療行為が明るみとなり、大勢の報道陣が詰めかけたのだ。情報を流した猿田さるた(小手伸也)は「こんな騒ぎになるとは…」と予想外の反響に動揺して…。 火神が亡くなって以降、仕事を休み続けている澪の部屋に、橘たちばな(上杉柊平)が訪ねて来る。全ての事情を知った橘は、火神の罪を公表しないという澪の意志を尊重し、「俺も次へ進む…唯もそれを望んでいるだろうから…」と、唯のノートPCを澪に返す。 一方の大河は、処分が決まるまでの間、病院から自宅待機を命じられる。「俺は俺でやることをやる」と前向きにとらえる大河は、火神の夢を引き継いでオームス開発の続行を決意。しかし、火神がいなくなったことで星嶺医大の反火神派が活気づき、オームス開発は中止の危機に追いやられてしまう…。もはや統合外科は空中分解寸前。そんな中、澪は悩んだ末…「星嶺医大を辞めようと思っています」――。 澪の決断…大河の運命…そしてオームス開発の行方は…!? 最後に“裏の裏”が待ち受ける、衝撃の最終回!!