循環器外科からMERのスタッフルームのロッカーへと、段ボールに詰めた荷物を移そうとする比奈(中条あやみ)と、それを手伝う深沢(佐藤寛太)。やけに重いその段ボールの中身を、比奈は"いる物"ばかりだと言うが、深沢には"いらない物"にしか見えない。たとえば、分厚い『家庭の医学』。プロの医師には必要ないと言う深沢に、「昔から読んでいるお守りみたいなものだから」と返す比奈。ほかにも、2つもあるドライヤーや大量の割り箸、ダルマ等々、比奈が"いる物"だと主張すればするほど、深沢には"いらない物"に思えてきて…。