探偵は美晴から離婚を切り出した外科医の夫・健介の浮気相手を調べてほしいと依頼される。さっそく調査するも、それらしき女性の影が見当たらず、美晴の思い違いではないかと探偵は考えたが、美晴は体にある無数の痣を見せ、離婚を拒否するたびに健介から暴行を受けたと訴える。浮気相手が病院内にいると推測した探偵は患者として病院に潜入し、看護師の郁恵だと突き止める。ところが美晴が健介からさらなる暴行を受け、直後に自宅から健介の死体が発見されるが、ふとしたことから探偵はある矛盾点に気づく。