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第284回『呪縛から逃れられないオジサンたち』

今回は、2人のスペシャルゲストをお呼びしました。 1人目は、プロモデラーとして40年以上活躍する伊藤康治さん。 ミリタリーだけでなく様々な風景のジオラマを作成し、その卓越した技術と表現力で高い評価を得ている方です。 伊藤さんの制作方法は、色々なシーンを組み合わせて自分の表現に落とし込んでいくそうで、何と個展用に作った「所さんが持っているフォードトラックのジオラマ」を持ってきてくれました。 その制作方法は、取材ゼロ!? なんと雑誌・デイトナにチラチラ掲載されている写真だけ。 実車を持っている所さんも『本当にそっくり。そのまんまで、スゴイ!!どこも間違ってない』と、絶賛です。 2人目のゲストを迎え入れる前に、今、所さんがハマっている遊びをご紹介。 所さんは、ブリキの車の模型にレーシングスロットルのシャーシを付けて速く走らせること。 そんな遊びを続けていたら「もっと速く出来るはず!」と思い、着目したのが“電池の容量”。これを所さんは「ダムと一緒の理論」と言います。 どういう理論かというと、車のエンジンをかけるときに使うバッテリーの電圧は約12V。電圧だけでいえば「ボタン電池」や「単一電池」を何個かつなげばセルモーターがかかるはずですが、残念ながらかかりません。 この理由を『所流ダム理論』によると“電池の容量が大きいから”。 この論理をもとに次々とスロットルレーシングに容量の大きい電池を搭載。 ついにはパワーがありすぎて駆動輪が滑るようなってしまった。 そこで仕上げにグリップ力をあげる加工をほどこしたところ、“これが超速!!” しかし、駆動輪部分あたりを抑えて止めるとパワーがありすぎるためにプラスチックのギヤの歯が全部なくなるという欠点が!! そんな話をして、お招きしたお客さんはBANPROの伴野正之さん。 横浜でレーシングスロットルのお店を営んでいる方です。 所さんがレーシングスロットルをしていた時、1000分の1秒を短くするためボディの屋根を削って軽くしていたそうですが、現在はそのような改造はしなくなったようで、所さんは「ダメだなぁ~。俺がちょっと目を離したすきに!!」と無念さをにじませます。 お2人とも「手ぶらじゃなんだから」と、手土産を持ってきていただきまして、所さんは番組スタッフにも「何か持ってきた!!ほんとに!!ほんとに!」と、収録時の手土産を強要!?するのでした。

日本語
  • Originally Aired December 11, 2018
  • Runtime 55 minutes
  • Network Fuji TV
  • Notes Is a season finale
  • Created May 24, 2020 by
    Administrator admin
  • Modified May 24, 2020 by
    Administrator admin