ある朝、浩之は新聞配達に励む少女を見かけた。彼女の名前は雛山理緒。以前から浩之にほのかな想いを抱いている2年E組の女の子だ。弟の誕生日プレゼントを購入するために懸命に働く彼女。そんな理緒のために、一緒にプレゼントを選ぶことを提案する浩之。憧れの人と肩を並べて歩く。理緒にはそれで十分だった…。