平成のホラークイーンと呼ばれる女優・黒井桃子(鶴田真由)の新作ホラー映画の話で盛り上がったついでに、熊本(岩松了)が霧山(オダギリ ジョー)にある時効事件のファイルを差し出した。事件は、桃子と一緒に女優デビューした双子の姉・桜子(鶴田真由・二役)に関するものだ。当時、黒井姉妹と同じ映画に出演していたアイドル歌手・白鳥その子(りりィ)が楽屋で、死んでいる桜子と凶器らしきものを持った桃子を目撃。ところがその後、死体は忽然と消え、桃子にもアリバイがあることが判明したという。