八木の取り調べにより保険金殺人の全貌と、神代殺害計画の首謀者が陽子である事実が判明する。 八木の取り調べにより保険金殺人の全貌と、神代殺害計画の首謀者が陽子である事実が判明する。3億円近くの金を奪いながらも孤独死していった陽子の行動に、いまだ違和感を抱く綾乃だが、母・妙子の部屋で見つかったへその緒のDNAと孤独死した遺体のDNAが一致したため捜査班は解散となった――。果たして、奈落の底でもがき続けた鈴木陽子が求めていたものとは? “死”の真相が明かされたとき、衝撃のラストが訪れる。