長野県から上京した18歳の少女・斉藤末芙由(志田未来)は、8か月前に亡くなった母(芳本美代子)の従妹・鹿島田尚子(大塚寧々)を頼り、都内の高級住宅街にある鹿島田家の豪邸を訪ねる。父や継母から疎まれ故郷には帰る場所もない未芙由だったが、尚子は彼女を一時預かる程度のつもりしかなく、先行きは不安ばかりだ。セレブ生活をおう歌する一方、家族の仲はどこかよそよそしい鹿島田家。末芙由は、何とかしてこの家にしがみつくことを決意する。