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亀嵩の謎

いつもの公園で和賀(中居正広)を見つけたあさみ(松雪泰子)は和賀に、もう一度やり直してみると話す。それを聞いた和賀は、自分と全く逆の道を選んだあさみに「君は君らしい自分の道をしっかり行くんだな」と言って、冷たい手のあさみに自分の手袋を渡して去る。 一方今西(渡辺謙)と吉村(永井大)は、被害者の三木謙一と犯人の接触場所だったと考えられる島根県の亀嵩へと足を運ぶ。今回の捜査で成果が出ないと捜査本部縮小だと言われた二人は、なんとしてでも何か手がかりを掴んで帰ろうと意気込んでいた。 現地に着いた今西は三木のことをよく知る老人に話を聞くが、老人は三木が恨みを買うことなど有り得ないと言う。それどころか三木は、火事で燃え盛る家に赤ん坊を助けに飛び込んだり、浮浪者のような親子が迷い込んで来た時にはその親子の面倒を見たりしていたらしい。感謝はされども恨まれることは考えられない三木の実態に、今西は頭を抱え神社で神頼みをするのだった…。 女優を辞めて衣装スタッフになれと言われたあさみは、劇団主宰の麻生の部屋へ向かう。そして、役者の仕事が出来ないのなら辞めると退団届を提出する。 夕方、あさみは再び公園で和賀と会う。あさみは以前会ったときに和賀に借りた手袋を彼に返し、劇団を辞めたことを告げる。退団届提出時、麻生に「背中がみっともない」と言われたあさみはそのことを和賀にこぼすが、和賀は「君の選んだ生き方はそんな一言で崩れ落ちる程度のものだったのか」とあさみを突き放す。 一方、切り刻まれたタートルの破片をずっと持っていた玲子(佐藤仁美)は、

日本語 English
  • Originally Aired February 8, 2004
  • Runtime 45 minutes
  • Network TBS (JP)
  • Created September 17, 2011 by
    Administrator admin
  • Modified December 26, 2021 by
    jumboant