平凡な大学生・四葉楓(よつばふう)はある朝、ラッキーカラーのパンツを履き忘れたことから、散々な一日を送るはめに。 そんな一日の終わりに楓の部屋を訪ねてきたのは、誰もが憧れる人気者の先輩・鴻上沙羅(こうがみさら)だった。 接点などないはずの沙羅だが、なぜか親しげに楓へ話しかけてくる。 どこか噛み合わないやりとりの中で、沙羅は衝撃の一言を告げる。「俺たち、恋人同士なんだ」。
.並行世界から来たという沙羅は、この世界の楓と付き合うために、楓を口説くと宣言する。 戸惑う楓にかまわず、まるで恋人同士かのように尽くす沙羅。 そんな中、沙羅が楓の部屋で見つけた糸電話が、並行世界での楓との出会いを思い出させる。 一方、沙羅へのときめきを必死に抑える楓は、親友の叶野仁(かのじん)にある決意を告げる。
沙羅を元の世界に戻すため、いろいろな場所へ連れ回す楓。 大学では、そんな二人の関係が噂の的になっていた。 噂の真相を確かめるべく、沙羅の幼なじみでお世話係の飯村大河 (いいむらたいが)は、仁に楓の連絡先を聞きに行く。 大河と会ったという楓に嫉妬した沙羅は、楓からの連絡を既読無視して・・・。
映画を観に行った帰りに、二人で食事をする楓と仁。 その夜、急に降り出した雨を心配した沙羅が楓の部屋を訪ねる。「出て行って」。元の世界にいる恋人の楓を思い、沙羅を拒否する楓だったが・・・。翌日、沙羅は楓との関係を聞きつけた母・鴻上羅奈 (こうがみらな)に 呼び出され、実家で食事をすることに。
風邪を引いた楓の元に駆けつけ、優しく看病する沙羅。 そばにいてほしいという楓の願いで、二人は一緒に眠ることに。 しかし沙羅が目を覚ますと、隣にいたのはさっきまでの楓ではなく・・・。 翌日、沙羅は楓に母・羅奈との確執を打ち明ける。
楓のもとに、羅奈の会長秘書・Ỉ原竜 (がんばらりゅう)が現れる。 羅奈はお金を払い、楓を沙羅から遠ざけようとしていた。 沙羅は大河に、楓との関係について、ある事実を明かす。 その頃、楓の部屋を沙羅の弟・泉壮士 (いずみそうし)が訪ねてきて・・・
楓の父の命日。一人で父の好物を買いに回るという楓に、 沙羅は自分も同行させてほしいと頼む。 買い物を済ませた二人は楓の実家へ行き、家の中である人物と出会う。 同じ頃、沙羅に呼び出された大河が沙羅のもとへ向かうと、待っていたのは仁だった。 仁の強引な誘いで、二人は映画館デートをすることになるが・・・?
沙羅は事故に遭った影響で、楓のことを忘れてしまう。 まるで別人のように振る舞う沙羅に、楓は後悔の念に襲われる。 一方、羅奈が沙羅の婚約者・鶴久華恋(つるくかれん)を伴い、病室を訪れて・・・。 その頃、別の時空にある白い部屋では、二人の沙羅が会話を交わしていた。
記憶が戻らない沙羅に気持ちを打ち明け、別れを告げる楓。 その瞬間、別の時空にいる沙羅のもとへ声が届いて・・・。 二人を見守っていた仁は、大河にある秘密を打ち明けようとする。 会ってほしい人がいると足立に呼び出された楓の前に、再び現れたのは・・・?
並行世界の真実を知った楓は、沙羅を拒絶してしまう。 二人を心配する仁と大河は、改めて話をする。 友人たちに背中を押された楓が帰宅すると、机の上に見慣れないものがあり・・・。 沙羅と楓、糸電話で繋がれた二人の愛の結末とは。
これは、また別の並行世界の物語…。高校時代から沙羅に片想いをしている楓は、毎日陰から沙羅の様子を見守っていた。これまで一度も話したことのない二人だが、関係を後押ししようと、大河と仁が協力することに。沙羅も参加する学生会のキャンプに、絶好のチャンスとばかりに楓を誘うが…?
沙羅は怪我をした楓を背負い、コテージへ連れ帰る。学生会のメンバーのリクエストで、楓の好きな曲を弾き語る沙羅。態度が変わり始めた沙羅に、楓はときめきを抑えられずにいた。そんな中、大河と仁がキスする場面を偶然目にした楓の前に、沙羅が現れて…。