照子(浅野ゆう子)と激しく言い争った春子(紺野まひる)。春子は物干し台で冬子(石原さとみ)に、照子のことを思うと夢をかなえてあげたいが、それができずに照子の期待を裏切るのが怖い、と話す。一方春男(岸谷五朗)は、春子が自分の気持ちに気づくまで待ってやれ、と照子を諭す。宝塚音楽学校は冬休みになるが、日常の早起きが癖になった冬子はいつものように早起きをし、パン作りの仕事を手伝いたいと工場にやってくる。