工場をやめる日、喜介(有薗芳記)は4種類の「てるてるパン」を焼き、冬子(石原さとみ)たちに披露する。それは四姉妹をイメージした春夏秋冬のパンだった。しんみりとなった一同は「イースト菌の歌」を歌って別れを惜しむ。大みそか、初めてカラーで放送される「紅白歌合戦」を楽しむ人々でシャトーはにぎわう。食い入るように見ていた照子(浅野ゆう子)は春男(岸谷五朗)に、いつか紅白に夏子(上原多香子)を出す夢を語る。