春子(滝裕可里)は、稲本コーチ(いしのようこ)の厳しい指導を月に1度受けるようになり、朝から晩までレッスンを続け、全身筋肉痛で夜はうつぶせで眠るほどであった。冬子(田島有魅香)は近ごろ店にパンの耳をもらいに来る少年・和人(米田良)が気になる。ある日、冬子が学校から帰ってくると、店の近くの電信柱の陰に和人がいるのに気づく。