あかり(瀧本美織)は旧知のかつお節会社を訪ね、社長の浜野(趙タミ和)に、自分を雇ってくれと頼む。事務員の小夜子(川中美幸)から猛反対されたものの、何とか職を得たあかり。職人・神田(赤井英和)に案内された下宿は、初音(富司純子)の家だった。“背に腹は代えられない”と頭を下げるあかり。だが、初音は「空き部屋がない」と冷たい。それでも居座ろうとするあかりに「なぜ尾道に帰らないのか」と初音が問いかける。