あかり(瀧本美織)の高校最後の演奏会に、錠(遠藤憲一)と真知子(安田成美)が駆けつけたが、娘のいない舞台に戸惑う。就職活動を終えて、演奏会場に駆けつけたあかりに、親友の加奈(朝倉あき)は「なぜ就職にこだわるのか」と問いかける。自分が村上家の養子だったことを打ち明け「だからこそ尾道で家族に恩返しをしたい」と答えるあかり。一方、本音を語らないあかりに、業を煮やした真知子は、翌朝、尾道から姿を消す。