恵は近頃、自分が身も心も女になってきている気がしていた。いつか突然、男に戻る日が来るかもしれないのに…。恵の不安を悟った源造は、もう一度魔本の小悪魔を呼び出してハッキリさせようと言う。 恵と源造の後をこっそりつけてくる女がいた。執拗に追ってくるその女は、なんと源造の元・彼女のタカミだった。タカミは源造と恵の仲を勘違いし、引き離そうと、源造の悪王伝説を語り始める。