慰安旅行に訪れた温泉旅館で、女将 (小椋あずき) と 番頭 (鈴木正幸) から幽霊退治を依頼された 天魔 (堂本剛) たちオバケー御一行。最近、館内で幽霊を目撃する宿泊客が続出しているのだという。くだらないと一蹴する 足利 (森崎博之) を部屋に残し、天魔たちはさっそく調査をはじめる。
明治創業のその旅館は、戦時中は湯治場として負傷兵の受け入れ施設になっていたという歴史があった。しかしそれが理由だとすると、なぜ最近になって幽霊が現れたのかわからない。敷地内にはしっかりと供養塔も立っているのだ。不思議に思いながらも館内を探る天魔たちは、突如ひとりの兵士と出くわしたのだが…。