ある晩、茂手木(大谷亮平)が歩いていると、ゴロツキに襲われるが、ある男(小手伸也)に助けられる。家に帰りたくないことを見透かされた茂手木は、その男が、もっと違う人生があるはずだと思う人を手伝っていることを知る。茂手木は今の自分に必要な人だと思うものの、子供への未練は捨てられず帰宅する。家では夫の浮気を疑う妻・美津江(美村里江)が待っていた。そして茂手木は昔の恋人・紅子(橋本マナミ)に遭遇する。