寺主(山寺宏一)はマイホームのためにあくせく働くサラリーマン。友人で不動産屋の安田(田口浩正)が土地を勧めてくれても決心がつかないが、妻(峯村リエ)は早く決めてほしいと思っている。ある晩、帰宅するとえんび服を着た男(劇団ひとり)が「1平米あたり1万円で承諾してほしい」と平身低頭して頼み込んでくるがさっぱり意味がわからない。謎の男はその後もつきまとう。ある朝、彼は破格の条件の土地広告を目にする。