ナイフで刺され、命の危険に冒された橋田(水野美紀)。激怒した一華(広瀬アリス)は、朱鳥(片平なぎさ)のもとへ乗り込んでいった。「あなたのバカ息子が刺したのよ」と、血が付いた橋田のブラウスを朱鳥に投げつける。「これだけ血が出てたら、危険な状態ね」と朱鳥。一華は、壬流古(桐山漣)が持っていたナイフを机に突き刺した。「……今、ここで殺してみなさいよ」鬼気迫る一華に対し、「コーヒーはいかが?美味しいわよ」と朱鳥は余裕の微笑み。一華は「あなたたちに私は殺せない。大切な人をもうこれ以上失いたくない。やるならとことんやりなさいよ。それは必ずあなたに戻ってくる」と吐き捨て、立ち去った。 さらに一華は、命を狙われたときに助けに来なかった千曲川(滝藤賢一)のことを責めるが、相手にされない。そして、千曲川と橋田の知られざる過去の真相を聞き、驚きを隠せない一華。 その後、一華は、「話がある」と亜謄蛇(神保悟志)に呼び出された。亜謄蛇は「私は降参する。これ以上の争いは無意味だ。私は十川一華が亡くなろうとも、大陀羅瑛が残した遺産の全てを放棄する」と、押印された書類を一華に差し出した。朱鳥が一華の命を狙おうとした証拠まで見せ、「これは取引だ。私が欲しいのは会長の座。この話に乗ってくれるなら、これを君に渡そう」と亜謄蛇。――だが、……! さらに、朱鳥が3人の刺客を立て続けに送り込んでくることに―― その後、一華と千曲川のもとに現れた朱鳥。千曲川と朱鳥は、初めて対面を果たした。「本当にお見事だわ。探偵さん。私の下で働いてみない?」「お金を出してくれ