屋上から転落した城之内(佐藤寛太)は、一命は取り留めたものの、意識不明となった。一華(広瀬アリス)は千曲川(滝藤賢一)への怒りが収まらず、「契約は白紙に戻してもらう。今後一切、私に関わらないで!」と千曲川を突き放した。が、千曲川は橋田(水野美紀)に雇われたのだと主張し、一華に付いて回る。 一華は、橋田に千曲川を解雇してほしいと訴えるも、「大陀羅一族は金にものを言わせ、どんな汚い手を使ってでもあなたを殺そうとしている……今、千曲川さんを解雇にすることなどできるはずがありません」と橋田は言う。「でも、城之内くんが私を狙っていると分かった時点で、どうしてあの探偵は私に教えなかったの?話してくれていれば、城之内くんはあんな目に遭わずに済んだのに」と一華。「自分なら、彼の過ちを正すことが出来たと?彼を救うことが出来たと言うのですか?千曲川さんは、あなたを守る為に最善の方法を選んだのです」「違う!彼はトリック返しを楽しんでるだけよ!」と口論になる2人。橋田は一華に、千曲川がなぜ事件を未然に防ぐ“早すぎる探偵”になったのか、彼の過去を話して聞かせた。が、「……あの人の過去なんて、私には関係ない」と一華は頑なで。 一方その頃、大陀羅一族の舞輝斗は、“密室殺人”を企み、着々と暗殺計画を進めており――。 城之内が入院する病院にお見舞いに行った一華。そこには、城之内に寄り添う妹・早苗(優希美青)の姿があった。そして、一華は早苗と一緒に食事をすることに。早苗は、兄の事故と大陀羅グループが何か関係しているのではないかと疑っていた。大陀羅グ