もう一歩のところで、元テイク・ファイブのメンバーだった後藤(峰竜太)にダ・ヴィンチの絵画「ルクレツィアの肖像」を奪われてしまった正義(唐沢寿明)たちテイク・ファイブ。その上絵画を奪い去った後藤が何者かに殺害されてしまい「ルクレツィアの肖像」の行方が再びわからなくなってしまう。
そんな中、警察では後藤の殺害現場に落ちていた遺留品のイヤリングから、TV局の美術スタッフとして働いている堂城一馬(松村北斗)が容疑者として浮上する。一馬は昔、傷害と窃盗を繰り返し、芝大門署の 瑠衣(松雪泰子)に逮捕されて少年院送りにされた過去を持っている少年だった。
岩月(稲垣吾郎)から警察内では一馬に後藤殺しの容疑がかかっているとの情報を聞いた正義らテイク・ファイブの面々は、一馬が「ルクレツィアの肖像」の行方にも関わっている可能性があると考え、警察が「ルクレツィアの肖像」の存在に気付く前に絵を手に入れようと一馬の周辺を調べ始める。手始めに晴登(松坂桃李)、南(六角精児)、岩月の3人は一馬がいる撮影所の見学ツアー客を装い、撮影所に入り込む。
晴登から一馬の作業場に「ルクレツィアの肖像」が置いてあるのを発見したと報告を受けた正義は、一馬の背後に誰か別の人物がいるのではと考える。
一方、瑠衣も一馬のことが気になり、一馬の元を訪ねるが・・・。