銀色のケースに入ったハイパードラゴンアクアのパーツ。それを中村名人から預かって北条院に手渡したのは、父親だった。これまでヨーヨーに全く理解を示すことがなかった父親が急に見せたこの様な態度に対し、戸惑いを感じる北条院。一方、決勝戦を待つ瞬一の腕の痛みは更に増していたが、瞬一はたとえ自分の腕がちぎれようとも北条院を倒すことを胸に誓う。瞬一、北条院のそれぞれの思いが交錯する中、圧倒的な集中力とほとばしる気迫が伝わってくる決勝戦会場に、決勝戦開始を告げるハイパーDJの声が響き渡る。