ドン・アルマゲと化したクエルボの野望を打ち砕いたキュウレンジャー。 だが、クエルボから解放されたドン・アルマゲは次なる標的に向かう。 その狙いは、鳳ツルギ。 心技体全てを兼ね備えたツルギに憑依して、 プラネジュームの力で再び不死身の肉体を得ることで、宇宙の支配者に君臨する。 それこそがドン・アルマゲの悲願。 それを予測していたツルギは、自分ごとドン・アルマゲを葬れと仲間に請う。 だが、ラッキーはその願いを認めなかった。〝仲間は絶対見捨てない〟 そして新たなドン・アルマゲが誕生し、ショウ司令が散った。 ラッキーの決断は本当に正しかったのだろうか。 いや、もう迷わない。 ラッキーは、仲間に問う。 明日の朝、ブリッジで待っている。 最後まで俺を信じてくれるなら、一緒に戦おう。 残された救世主たちは、各々、決戦前夜を過ごす。 怒り、恐れ、悲しみ、迷い、それぞれが複雑な想いを胸に…。