時は戦国。のちの天才軍師・黒田官兵衛(岡田准一)は、播磨・姫路城主の嫡男として生まれた。幼名は万吉。好奇心旺盛な少年だった。父・職隆(柴田恭兵)は、主君である小寺政職(片岡鶴太郎)の領地を守るために日々奮戦していた。そんな中、万吉は病弱な母・いわ(戸田菜穂)のため、薬草を摘みに敵の領内に入ってしまう…。同じころ、木下藤吉郎(竹中直人)は、織田信長(江口洋介)と運命の出会いを果たしていた。