1980年に「モダン・ガール」でデビューしたシーナ・イーストン。 彼女の2枚目のシングル「9to5 モーニング・トレイン」は、全米で2週連続No.1を獲得し、彼女の名は一躍、多くの人々に知られるようになった。その後、彼女は007映画のテーマ曲シンガーに抜擢され、グラミー賞の最優秀新人賞に輝くなど、順風満帆に人気シンガーとしての地位を確立していく。 実は、彼女が最初にイギリスで「モダン・ガール」をリリースした時の順位は、56位だった。それが、あるきっかけを経て全英8位にまで駈け上り、2枚目の「9to5 モーニング・トレイン」も同時期に全英3位の大ヒットとなる。いったい、何が彼女に起きたのか?
番組では、シーナ・イーストン本人をはじめ、この曲をプロデュースしたクリストファー・ニールやカメラマンのサミュエル・スタッドレンらを訪ね、「9to5 モーニング・トレイン」とシンデレラ・ガールが誕生するまでの経緯を探っていく。