1961年にリリースされたベン・E・キングの名曲「スタンド・バイ・ミー」。
コーラスグループ、ドリフターズを脱退しソロとしてのベン・E・キングのスタイルを確立させた一曲であると同時に、ソウルミュージックとして確立する前の試行錯誤が組み込まれた、「アーリーソウル」を代表する一曲でもある。
数々のカヴァーを生み出したこの曲だが、中でも1975年にジョン・レノンのカヴァーが大ヒット。ジョン・レノンの歌う「スタンド・バイ・ミー」がスタンダードと思われるほどになった。
しかし、1986年に公開された映画『スタンド・バイ・ミー』の主題歌としてベン・E・キングのオリジナル・バージョンが使われ、再び大ヒット。ラブソングだった「スタンド・バイ・ミー」も映画の内容とともに友情をテーマにした曲との解釈になっている。
この曲では作詞も手がけたベン・E・キング本人、そして作曲のマイク・ストラー氏がこの曲のできた経緯について語る。