1970年代にジャマイカのキングストンにあるトレンチタウン(スラム街)から現れ「レゲエ」という音楽、そしてメッセージを世界中に発信したミュージシャン、ボブ・マーリィ。1981年36歳という若さでこの世を去ったものの、今でもボブ・マーリィの残した音楽は世界中で聴き継がれ、歌い継がれ、多くの影響を与えている。ザ・ウエイラーズのオリジナルメンバーだったバニー・ウェイラーとピーター・トッシュが脱退した後のリリースされたアルバム「ナッティ・ドレッド」に収録された「ノー・ウーマン・ノー・クライ」。この曲にはトレンチタウンでの生活なども歌われている。このアルバムから参加したバック・コーラスの女性3人グループ「アイ・スリーズ」のメンバー、マーシャ・グリフィス、そして当時のミュージシャン仲間がこの曲の誕生やボブ・マーリィの音楽性などについて語る。