司(宮沢氷魚)が山に出かけて二週間が経った。さとこ(桜井ユキ)は寂しそうな鈴(加賀まりこ)を気遣うが、鈴のソーイングマーケットは休業のまま、手製の商品は積み上げられている。団地にはまだ働きたいお年寄りもいる。司の不在を埋めるように、さとこは自分に出来ることを探し始める。団地の中に共有スペースを作って、様々なかたちでみんなが利用できる場所があればと考えつくのだが…。一方の司は…。