昨年11月に亡くなった詩人・谷川俊太郎さん。昭和6年東京に生まれた谷川さんは「子供時代は暗黒、学校は地獄」と言うように友達もほとんどおらず、一人で遊んでいたという。スタジオには教室のセットや台所、生演奏など一風変わった「スタジオドキュメンタリー」。演出・聞き手は是枝裕和さん。狭い空間と時間という制約をあえて表現方法として課したという。そして最後に現れる谷川さんの詩とは何か…。