誉獅子雄(ディーン・フジオカ)が守谷壬三(大西信満)と埠頭から海中へと没してから1週間が経ったが、二人の遺体はまだ発見できず、警察の捜索は縮小気味で、若宮潤一(岩田剛典)は、空虚な日々を送っていた。獅子雄の“最期の場所”である、あの埠頭に再び佇む若宮に声をかける一人の女性の姿が。 フリージャーナリストの門司かれん(木南晴夏)だ。獅子雄の功績を後世の遺すために話を聞かせて欲しいと言う。若宮は、まだ死んだと決まったわけではないと抵抗するが、彼女は、獅子雄に関わった人々の思いを一緒に調べることで、獅子雄について何かしらの手掛かりになるかもしれない、と言うが…。かくして、若宮は、かれんと共に、親愛なる友がどんな男だったのかを探る“旅”をすることに…。一体この女は何者なのか?そして、誉獅子雄という男は一体何だったのか?聖夜を前に、最期のミステリーが幕を開ける!