5年前、警察官だった兄・渡良瀬わたらせ貴一きいち(竜星涼)は、高校生ながらホワイトハッカー大会で準優勝した妹・優貴ゆき(八木莉可子)を父と共に祝う……はずだった……。父・貴司(半田周平)が正体不明の人物に殺害されてしまう。母を早くに亡くしている兄妹にとって、父はかけがえのない存在……。その父がなぜ殺されたのか? 犯人の動機は? 事件の日から笑顔を失ってしまった優貴のためにも復讐を誓う貴一は、犯人の手の甲に刻まれていた“鳳凰”のタトゥーを手掛かりに、その正体を追い始めた。 それから5年――。警察を辞めた兄・貴一と、天才ホワイトハッカーとなった妹・優貴。兄妹がたどり着いたのは、あらゆる詐欺を手掛ける凶悪な犯罪組織『幻獣』。被害総額120億円以上。 そのトップに君臨する“鳳凰”の正体を突き止めるため、兄妹は身分を偽って『幻獣』に潜入。組織の一員となって鳳凰に近づこうとする……。 かつて父親を殺された兄妹が、巨大特殊詐欺グループを内側からぶっつぶす――。バレたら一発、即ジ・エンドの潜入エンターテインメント、開幕!!
「おまえら、警察の犬だろ」――。5年前に父親を殺された兄妹、兄・渡良瀬(わたらせ)貴一きいち(竜星涼)と妹・優貴ゆき(八木莉可子)は、父を殺した犯人“鳳凰”の正体を突き止めるべく、潜入捜査官として巨大特殊詐欺グループ『幻獣』の内部に潜入することに成功した。 しかし、冷酷非道な幹部・玄武に正体を見破られ、絶体絶命に――。 「説明させてくれ!」。貴一と優貴は準備していた“言い訳”でその場を乗り切ろうとするが、疑いの目を緩めない玄武は「3日以内に5000万稼げ。そうすれば信じてやる」――できなければ、“警察の犬”としてハコのメンバー全員を殺す――。 覚悟を決めた貴一は、頭を抱えるハコ長・美波(入山杏奈)に、「俺のヤマなら億は稼げる」と、自ら詐欺を提案。「インターネット専用くじ」を利用したその詐欺が成功すれば、手に入る額は6億!!しかし失敗すれば、全員“死”あるのみ……。 「俺たちは、犬じゃねえ」――待ち受けるのは、生か、死か。貴一と優貴は一発逆転の大作戦に挑む!!
“命が惜しければ、2日以内に、カネを持った高齢者5000人の名簿を用意しろ”――。5年前に父を殺された兄・渡良瀬(わたらせ)貴一きいち(竜星涼)と妹・優貴ゆき(八木莉可子)は、父を殺した犯人“鳳凰”の正体を突き止めるべく、潜入捜査官として巨大特殊詐欺グループ『幻獣』の内部に潜入。しかし、幻獣の幹部・朱雀に警察との関係を疑われ、疑いを晴らすために、詐欺に使える顧客名簿を作れと要求されてしまう。 振り込め詐欺で荒稼ぎしている朱雀は、お抱えの名簿屋・黒部からカモになりそうな高齢者の名簿を買い取る予定だったが、黒部が謎の死を遂げたことで名簿が手に入らなくなってしまったのだ。 黒部の教え子・重信にも新たな名簿を作らせている朱雀は、貴一たちと重信を競合させ、「カネになる方の名簿を500万で買い取る」と言う。もし2日以内に用意できなければ、貴一たちに命の保証はない。 鳳凰に近づくためには従うしかない貴一と優貴。だが、振り込め詐欺に加担するわけにいかない……。追い込まれた兄妹は、「もっと稼げる名簿を作る」――罪のない高齢者を詐欺の手から守るため、絶対に失敗できない命懸けの大潜入に挑む!!
“死にたくなければ、盗まれたプログラムを取り戻せ”――。父を殺した鳳凰の正体を突き止めるべく、巨大特殊詐欺グループ『幻獣』の内部に潜入した兄・貴一きいち(竜星涼)と妹・優貴ゆき(八木莉可子)。命の危機をくぐり抜けながら鳳凰に近づく兄妹に、難敵・白虎が立ちはだかる――「盗まれた『おねだり女子』のプログラムを取り戻せ。失敗した場合は焼き殺す」。 『おねだり女子』は、女が男に直接会うことなく、メッセージのやりとりだけで恋愛感情を抱かせてカネをだまし取るロマンス詐欺。白虎はAIを使って何万人もの男と同時にやりとりができるプログラムを開発中だったが、そのデータが盗まれたのだ。 白虎を敵に回す大胆不敵な犯人“まりな”は、一体何者……?貴一は危険を承知で“まりな”のハコへの潜入を試みる。すると若菜(岡井みおん)が突然「私も、行かせてくれない?」と潜入を志願して……。 プログラムのファイルにかけられたロックが解除されるまで48時間!その前にプログラムを奪い返せるか!?潜入兄妹VSまりな!命懸けのダマし合いの行方は――!?
“12時間以内に『カラス』の正体を突き止めろ”――。父を殺した鳳凰に復讐するため、巨大特殊詐欺グループ『幻獣』の内部に潜入した兄・貴一きいち(竜星涼)と妹・優貴ゆき(八木莉可子)。組織のトップに君臨する鳳凰まであと一歩に迫る兄妹に、最後の砦、青龍の罠が襲い掛かる!! 数時間前、青龍の下で働く集金屋が、“叩き(=強盗)”に遭ったフリをして詐欺の売上金1000万円を盗み出した。集金屋にウソの叩きを指示していた黒幕『カラス』の行方を追う青龍は、「カラスは、おまえだ」と貴一に疑いの目を向け、手始めに優貴の命を奪おうとする! 覚えのない濡れ衣を着せられた貴一は、「俺が本物のカラスを突き止める!」。優貴を救うため、貴一は自らの潔白を証明しようとするが……。 青龍が指定したタイムリミットは12時間! それまでに本物の『カラス』を暴き出せなければ全員皆殺し! 誰が敵で、誰が味方か……予測不可能な究極のダマし合い! そしてついに、“鳳凰”の正体が明らかに!!
父の仇を討つために巨大特殊詐欺グループ『幻獣』の内部に潜入した兄・貴一きいち(竜星涼)と妹・優貴ゆき(八木莉可子)は、ついに復讐相手・鳳凰(藤ヶ谷太輔)にたどり着いた。 「鳳凰……!」――怒りに震える貴一を悠然と見据える鳳凰は、あいさつ代わりの“テスト”で貴一の力量を確かめると、「お二人に仕事を頼みます。あとは朱雀の指示に従ってください」――。 優貴のためにもこれ以上危険を冒したくない貴一は、入間(及川光博)に頼んで鳳凰を逮捕してもらおうとするが、「いま逮捕したところで、殺人罪で起訴はできない」と入間。父を殺した確かな証拠をつかむには、鳳凰の信頼を得て懐に飛び込むしかない……。 覚悟を決めた貴一は朱雀(白石聖)の指示に従い、ある企業にランサムウェア(パソコンに保存されているデータを使用できなくすること)を仕掛けて身代金をだまし取ろうとするが、予期せぬ罠にハマってしまう――。 果たして鳳凰の狙いは!?『幻獣』の真の目的とは!?ついに父の仇にたどり着いた兄妹に、最悪の事態が待ち受ける!!
“ハコの中にいる裏切り者を暴き出せ”――。父の仇を討つために巨大特殊詐欺グループ『幻獣』の内部に潜入した兄・貴一きいち(竜星涼)と妹・優貴ゆき(八木莉可子)。ついに復讐相手・鳳凰(藤ヶ谷太輔)にたどり着いた兄妹は、幻獣と敵対する【九頭龍】に情報を流している、内通者を暴き出すよう指示される。 その内通者は、貴一たちのハコの中にいる……。内通者を暴き出すことに成功すれば、貴一と優貴には幹部の地位が与えられ、失敗すれば連帯責任としてハコの全員皆殺し。絶対に失敗は許されない命懸けの任務……裏切り者は一体誰だ!? そんな中、『幻獣』の動きを嗅ぎ回っていた入間(及川光博)が玄武(吹越満)ら幹部に捕まり、絶体絶命に!「おまえが、そいつを始末しろ」。玄武から入間を処分するよう命じられた貴一は、鳳凰に近づくため、覚悟を決めて入間に襲いかかるが……。 果たして入間の運命は!?そして裏切り者の正体は!?崖っぷちの貴一と優貴が、仲間たちに決死の罠を仕掛ける!!
「ようこそ、幻獣へ」――父の仇を討つために巨大特殊詐欺グループ『幻獣』の内部に潜入した兄・貴一きいち(竜星涼)と妹・優貴ゆき(八木莉可子)は、組織の中にいた内通者を暴き出し、幹部たちの信頼を勝ち取ることに成功。なおも素性を疑う鳳凰(藤ヶ谷太輔)の追及をなんとか切り抜け、『幻獣』の幹部に昇格を果たした。 あとは鳳凰のアジトを突き止めれば全てが終わる……そう思っていた兄妹を、さらなる危険が待ち受ける……。 「九頭龍の手がかりをつかんでください」――鳳凰たち『幻獣』の目的は、敵対する組織のボス・九頭龍に復讐することだった。『幻獣』と九頭龍の間にある深い因縁……その争いに亡き父・貴司(半田周平)が巻き込まれていたことを知った兄妹はショックを受ける。『幻獣』と九頭龍の両方を倒さなければ、この戦いは終わらない……。 父の遺志を継いで九頭龍をつぶす覚悟を決めた兄妹は、九頭龍の組織をおびき出すため、大病院を舞台に大胆な詐欺を仕掛けるが……。九頭龍に近づこうとする兄妹を最悪のピンチが襲う!!
「今度は、私が兄ちゃんを守る!」――父の仇を討つために巨大特殊詐欺グループ『幻獣』の内部に潜入した兄・貴一きいち(竜星涼)と妹・優貴ゆき(八木莉可子)は、『幻獣』と敵対する九頭龍をつぶすため、九頭龍の部下・信濃(篠田麻里子)をおびき出す計画を立てる。 しかし、信濃に計画を先読みされ、逆に貴一と朱雀(白石聖)が信濃に拉致されてしまった……!貴一の居場所を突き止めようとする優貴は、貴一が連れ去られた現場・横浜湾岸病院の防犯カメラをハッキング。映像を調べるうちに、重要な手掛かりを発見……! 一方、貴一と優貴の正体が警察の潜入捜査官であることを知ってしまった賢太(伊藤あさひ)は、ハコの仲間に打ち明けるべきかどうか迷い始め……。 「ここからは……私に任せて!」――恐怖におびえてばかりいた妹が、捕らわれた兄を救うために奮い立つ!鳳凰(藤ヶ谷太輔)たちが九頭龍から奪い返そうとしている“閻魔帳”とは一体!?そしてハコの中には、さらなる裏切り者の存在が……!最終回直前!ラストに「最悪」の事態が待ち受ける、衝撃の第9話!!
父の仇を討つために巨大特殊詐欺グループ『幻獣』の内部に潜入した兄・貴一きいち(竜星涼)と妹・優貴ゆき(八木莉可子)は、警察の潜入捜査官であることを幹部の朱雀(白石聖)に知られてしまう。「まさか、あんたが裏切ってたなんて。……さよなら、貴一」。絶望した朱雀の銃口が貴一に向けられ、銃声が鳴り響く!! 一方、県警が行ったDNA型鑑定の結果、鳳凰(藤ヶ谷太輔)のDNAと、兄妹の父を殺した犯人のDNAが一致。やはり5年前に父を殺した犯人は鳳凰なのか……。さらに、鳳凰と青龍(桐山漣)の悲しい過去が明らかになる……。 そんな中、九頭龍の命を狙う幻獣幹部は、奪い返した“閻魔帳”を餌に九頭龍をおびき出そうとするが……。その動きを察知した入間(及川光博)たち県警が、幻獣と九頭龍を一網打尽にするべく動き出す!! ついに迎える潜入兄妹、最後のミッション!果たして九頭龍の正体は!? 兄妹は父の無念を晴らせるか!? 命を懸けたダマし合いがついに決着……驚愕の最終回!!