るい(鈴木京香)に約束したとおり万理江(深田恭子)に別れを切り出す行(長谷川博己)。万理江は逆上し包丁で手首を切る。騒ぎを知った万理江の父・賢吉(石田太郎)と母・文江(朝加真由美)が長崎から上京、るいも強引に鈴木家に招かれるが、その場の空気に耐えられない。一方、秀月(草笛光子)が引き合わせた医者で作家の秋夫(布施明)から、るいは交際を求められる・・・。