日向に問い詰められた朝比奈は平然とこれまで仕組んだことを認める。山上は、個人情報流失の謝罪金にあてた日向の個人資産がほとんど残っていないこと、朝比奈の自社株保有率が40%を超えたことを伝え、さらにPFから手を引くよう通告する。日向はそれを拒絶し、安岡らを誘ってPF開発の新会社を作る決意をする。真琴は製薬会社との話を進めていたが、インターンシップ終了日に朝比奈からNIへの正規採用を打診される。送別会の席で日向は過去を振り返り、朝比奈への感謝を述べる。ところがその最中、記者会見の様子がテレビで流れ、朝比奈よりNIがJIテックと提携してPFを開発していくことが正式に発表される。日向はPFの所有権を完全に失い、引き抜こうとした社員たちにも断られる。日向に花束を渡す朝比奈は「お前は俺がいなければ何もできない」と言い放ち、日向は怒りのあまり暴れて会場を出ていく。真琴は朝比奈の仕打ちを責め、「自分は日向のことが好きだ」と言って彼の後を追う。真琴は日向に製薬会社の内定もNIも断ったことを告げ、彼について行きたいと宣言する。二人は新しいスタートの記念にNIが入るビルの前で写真を撮り、オートバイに二人乗りしてNIを後にする。