大桑北郎(オダギリジョー)は、捜索中である佐伯治(田中要次)の手掛かりを見つけ、宮城県石巻市へ—。佐伯の手帳に名前がある、土木会社社長・島原忠夫(眼鏡太郎)を訪ねるが、数日間入院中だという。時間の空いた大桑は、妻で専務の志摩子(紺野まひる)の誘いで、土木現場のアルバイトをすることに。 働いているうちに、志摩子が義母・田中千代(仲野元子)と上手くいっていない様子や、複雑な家庭環境が見え隠れし、大桑は本題から逸れ、またトラブルに巻き込まれていく…